こんにちは。スパファンゴヘルシーエイジング協会発起人の石原裕子です。
今日は講座の中で、【クライアントと向き合うためのカウンセリング】と【ストレスリリース】【和食と健美】を担当してくださっている北本先生をご紹介します。
北本先生との出会いは、共通の友人Kさん(この方もとても素敵な女性起業家で現在は、起業のメンターをしたり、素敵なオリジナルのジュエリーを取り扱っていらっしゃる方です)を通じて出会いました。私がまだパタゴニアからの泥をもってきてファンゴセラピーをどうやって日本で広めていこうかノーアイデアだった時です。
急にKさんから、「金沢で素敵な女性との会食があるんだけど一名キャンセルが出たから一緒に行かない?」と誘われ、日程がたまたま開いていたこととこれは行くべき!という直感から即YESと返事し、翌週金沢に行ったことがきっかけでした。
その時の会食では、素敵な優しい方だな。。。という印象で色々金沢の素敵な場所をご紹介いただきファンゴのお話もさせていただきました。
それから、運命のように北本先生とは緩くつながり、一昨年はSITHのファンゴセラピーのセミナーを受けにスペインまでご一緒することになります!
北本先生とウゴ先生の考え方は共鳴するところがあり、言葉の壁を越えてお二人もつながるという素敵な旅になりました。
それから北本先生のお仕事のことを少しずつ知っていくうちに、クライアントに合わせて必要な技術、情報を積極的にこれまで自分のものにしてこられた方なんだということがわかりました。
そして決定的だったのは、高山市の千光寺に行った時です。
その日はそこの住職様が主催の瞑想、スピリチュアルケアのセミナー体験会でした。私は、瞑想というものには縁遠い人物で、マインドフルネスなど最近はやっているメンタル系のお話はなかなか敷居が高くて入れないなという気がしていました。
しかし、北本先生がやっていることに興味があったのでとりあえず参加してみようと思い申し込みしました。
実際に瞑想ができたかといわれると私はできませんでした。
山の上の瞑想道では瞑想どころか、集まってくるお化けコオロギばかり気になり時々目を開けて確認するという笑い話。
ただ、北本先生の「できなくてもいいの。今必要ないってことだから。いつもと違った頭の中の整理はできていればそれでいいの。」と優しい声で言われたその時に、なんかすっと気が抜けた気がしました。
実際に、静かな環境の中でごちゃごちゃしていた仕事の優先順位がなんとなく整理できたきがしていたので、「あー それでいいんだな」と思えたのが何よりも収穫でした。
つまり、瞑想といっても、瞑想することが目的じゃないってことを教えていただいた気がしたのです。
そんな北本先生は、様々な資格と経歴を持っていらっしゃいます。
北本先生の経歴
追手門学院大学文学部心理学科卒業。山松質文先生のゼミで、自閉症児を対象に遊戯療法・音楽療法を学ぶ。
1994.9.より、金沢医科大学神経精神医学教室講師
心理臨床関係の資格の他、Expert Fasting Meister、健康美容食育士、臨床瞑想法指導者 等を取得し、ホリスティックな視点で人と関わることを目指して臨床を歩んでいる。
教育的な関わりでは、日本スピリチュアルケアワーカー協会講師、石川県理容美容専門学校ソーシャルビューティ科でも教鞭をとる。
<役職>
日本臨床音楽研究会理事(事務局長)・日本芸術療法学会評議員・日本心理臨床学会代議員・日本臨床音楽療法学会理事・金沢いのちの電話相談役 等
<業績>
単著
1.「老いのこころと向き合う音楽療法」(音楽之友社)2002 同増補・改訂版2011
共著
1.「音楽療法」;「老いの臨床心理」第3章-Ⅱ(日本評論社)1998
2.「有情の曼荼羅」;「音楽療法とヒューマニティ」(音楽之友社)1999
3.「音楽療法をとおして老いと死を考える」;こころの科学96特集「老いと死の臨床」2001
4.「視座の転換と表現の意味」;「魂と心の知の探求」 第4章-9(創元社)2001
5.「生活場面の音楽療法」;「研修用テキスト 基礎課程 高齢者痴呆介護 実践講座Ⅰ」第4編-3章-1-4(第一法規)2001
6.「音楽療法」;「研修用テキスト 専門課程 高齢者痴呆介護 実践講座Ⅱ」第3章1-4(第一法規)2002
7.「痴呆性高齢者のケアにおける音楽療法」;芸術療法実践講座4音楽療法第8章(岩崎学術出版社)2004
8.「音楽療法の実際」;最新高齢者看護プラクティス認知症ケア・ターミナルケア第4章
(中央法規)2005
9.「音楽療法」;「くすりに頼らない認知症治療Ⅱ 非薬物療法のすべて」第2章 3(ワ
ールドプランニング社)2009
10.「芸術療法によるスピリチュアルケア」;「対話・コミュニケーションから学ぶ スピリチュアルケア」スピリチュアルケアの実践第14章(診断と治療社)2011
様々な資格をお持ちで、その資格をしっかりとご自身のお仕事に活かしていらっしゃる素敵な方です。
そして講座を受けていただいた方は、感じていただけると思いますが、話すトーン、テンポなどが、頭にすっと入ってくるようにリズムを刻んでいるのです。
内容もさることながらこの話し方というのもセラピストや人とかかわる職業の人としては参考にしたい点です。
対人関係やストレスとの向き合い方はとても参考になりますし、すぐにも実践していくことができる内容です。
クライアントに、家族に、愛する人に、自分にヘルシーエイジングライフを伝えたい。そのために心の問題というのはとても大切です。ファンゴセラピーは泥を使うだけではなく、それに付随することの知識を身に着けることがとても大切だと考えています。

スペイン ガリシア地方クンティス
SITHディプロマ授与
向かって 左から ウゴ先生 北本先生 SITH会長カンポ氏
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