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ダイエット中の炭水化物は悪ではない!!

執筆者の写真: SPA FANGOSPA FANGO

Con Salud.esというスペイン発の健康や美容に関するデジタルメディアの記事のなかから「なるほど」と思ったものを抜粋してお届けします。

今日は「炭水化物について」です。薄着になる季節はダイエット関連の情報が冬よりもたくさん目に付くようになりますし、特にコロナ太りなんて言葉もあいまって食事制限をしたりしている人が多いのではないでしょうか?

健康で美しくいるためにも偏った食事のダイエットは禁物です。

スペインのドルシア・クリニックの栄養士を務めるラミレス・デル・イエロ女史は、体重を減らすための食事制限を行っているときこそ正しく炭水化物を摂取することが必須ですといいます。

炭水化物は、日々人間の活動のエネルギーとなる栄養素で、摂取しなくなると疲れが取れない、倦怠感で仕事がはかどらないなどの症状が出始め、深刻な健康問題を引き起こすことがあります。

まず炭水化物といっても大きく分けて2種類あるということを理解することが大切といいます。まず、吸収のスピードが遅いもの。例えばパスタ、ジャガイモ、米、シリアル、豆類です。そして、吸収のスピードが速いもの。例えばフルーツ、はちみつ、砂糖などです。

吸収の速い炭水化物類は、その時に必要な分のみ速く体に吸収され、余剰な分は速く脂肪として蓄積されてしまう性質があります。このことから、炭水化物はダイエットの敵というように言われる所以があるわけです。

ラミレス・デル・イエロ女史は「炭水化物を除くダイエットはやってはいけない。吸収速度の遅い炭水化物を上手く食事に取り入れることが大切。また栄養の偏った食事も禁物。」と主張します。体重を減らすためのダイエットには、炭水化物を摂取する際に、飴やお菓子、加工食品、ジュースや炭酸飲料など吸収スピードの速い食品はなるべく避けるようにし、できるだけ品目を増やした食事を心がけるようにすることを勧めています。

個人差はあるので、本来であれば栄養士などプロに相談しながらダイエットは進めるのが理想的ですが、できない場合は、なるべくいろいろな色(食材本来の色です!)がお皿の上に並ぶような食事を心がけてください。


一般的に理想とされる食事内容は以下の通りです。

魚 :週に2~3回 1回あたり200g程度

赤身肉または鶏肉:週に3~5回 1回あたり150-200g程度

パスタまたは米 :週に2~3回 1回あたり150g程度

豆類 :週に1~2回 1回あたり150g程度(料理した後のグラム数)

野菜・サラダ :1日2回 通常のディナープレート1/3程度

生フルーツ :1日3回

パン :1日2回 1日80g程度

乳製品 :1日2回 1日600ml程度

温野菜 :1日1回 150g程度


あくまでも理想の目安です。大切なのは偏った食事はNGとのことです。


これを書いているわたくしも若かりし頃、過度なダイエット経験者で、その後、貧血や肌荒れがひどくなり長い付き合いになってしまったことを思い起こします。過度なダイエットも一つの原因だったのかなと今更ながら反省している今日この頃です。

食の乱れによる負の現象はすぐに出てこないので要注意です。

体重減を目的でダイエットをする時には、必ず栄養のバランスが取れたメニューになっているのかを立ち止まて考えてみてください。 それが将来続いて健康で美しくいるためのカギとなります。

時計の針は戻せませんので日々の食事を大切に…




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