こんにちは。スパファンゴヘルシーエイジング協会発起人の石原裕子です。
今日は、開講して間もないスパファンゴヘルシーエイジングセラピスト講座の受講生よりいただいた質問をいくつかシェアしていきたいと思います。
実生活にも使える知識ですのでお役立てください。
第4章ではファンゴを実際に使う例や使い方を紹介しています。内容を見てご自身に使えそうな内容から試していただける実践キットもついています。
その中に、外傷による痛みの改善 をテーマにしている単元があります。
外傷による痛みとは → 捻挫、打ち身、過度な捻りなどにより痛みが生じることです。
よくスポーツ選手のベンチでアイスバッグ(氷の袋)を膝や足に巻いて座っている姿を見ることありませんか?
とにかく負傷したらアイシング! これ鉄則!と思っている方は多いですよね。
では、アイシングとは何度のものを患部に与えると良いのかなと考えたことはありますか?
アイシング=氷で冷やす つまり水は0℃以下にならないと固体にならないので、0℃以下の水を患部に当てるということをやっている方が多いと思います。
それではどのくらいの時間患部に当てていますか?
私は、サッカーのお仕事をすることが多いので、かなり長い時間アイシングしている選手の姿を見たことがあるので15-20分程度かなと思っていました。
しかし、それは NGです!!
人間の体はおよそ25℃程度以下のものが体の中を巡り始めると異常を感じ始めます。
この原理を頭に入れておくとゼロ度以下のものを患部に5分以上当てておくと、表面だけではなく内部まで必要以上に冷やされ、患部の周辺にある組織が機能しなくなっていくということが想像できますよね。つまり、自分の体の中で治そうとする活動まで止めてしまいまうことになります。
これではせっかくのアイシングなのに治りも逆に遅くなってしまいます。
体温が35-37℃の間である人間は10-15℃のものを体に当てると十分冷たいと感じます。しかし、水では10-15℃は液体ですので患部にとどまることは難しいですよね。そこでファンゴの登場です。10-15℃のファンゴを準備すれば、15分程度患部に当てていても細胞が活動を全く止めてしまうということはありませんし、炎症を起こす細胞の活動を鈍化させることは十分できます。
できれば、このファンゴ冷湿布を怪我をした後に多少の時間をおいて2〜3回行うと翌日の腫れと痛みを軽減することができます。
氷しかない場合は、氷で応急処置! 1分以上患部に継続して当てないようにしましょう!
なぜ泥なのかは、泥と水の温度を伝えるという観点からの性質の違いを理解すると明白です!(講座の中で解明されますよ!)
全く腫れないということはありません。外傷なので必ず腫れます。しかし、その腫れを最小限に抑えることができるのが【適度に冷やす】という応急処置なのです。
身体と温度の関係を正しく理解すると、このお話もなるほどね!ってなりますよね。
またこのようなお話しをシェアしていきたいと思います。
スパファンゴヘルシーエイジングセラピスト講座は、セラピストになる方だけの講座内容ではありません。ご自身の健美を継続するためのヒントがたくさん詰まっています。
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