水の力で整える、私のウェルビーイング

私たちの身体は、約60％が水でできていると言われています。この「水」という最も身近で奥深い存在が、心と体を整える力を秘めているとしたら——。

この秋、スペインで開催される当協会テクニカルアドバイザー、ウゴ・フィコセッコ先生によるワークショップ「水を味方にするセルフケアメソッド」は、そんな水の力に目を向けた体験型のプログラムです。

「科学」と「療法」をつなぐ新しい視点

ウゴ先生は、医学と療法の現場において「患者を主体とした統合的アプローチ」の必要性を強く提唱しています。著書の冒頭ではこう語られています：

病気は単一の原因で発症するのではなく、さまざまな要因が重なり合って起こるもの。だからこそ、薬だけに頼らず、食事・運動・マッサージ・心理的サポート・ハイドロセラピーなど、複数の方法を組み合わせた「包括的かつ個別化されたケア」が必要なのです。

このアプローチにおいて重要なのは、患者が「治療される側」ではなく「自ら治癒に関わる存在」であること。そしてもうひとつ、見落とされがちな要素——それが「水の力」です。

ウゴ先生の研究では、水が単なる飲料や入浴のための存在ではなく、ミスト・スチーム・冷水・温水・氷など、その「形態」によって異なる治癒力を持つことが明らかにされています。

こうした水の多様な力を使いこなすことで、薬に頼らずとも「健康へと向かう実感」を得られる。それが、ウゴ式セルフケアメソッドの大きな特長です。

このワークショップは、スペイン・ガリシア地方にあるTERMAS DE CUNTIS（テルマス・デ・クンティス）を舞台に、温泉療法・ハイドロセラピー・ファンゴ（泥）セラピーといった水の力を使ったセルフケアを体系的に体験できる、またとない機会です。

ウゴ先生による講義と実習を通じて、「水に触れること」「感じること」「整えること」の奥深さを学びながら、日々の中に取り入れられる“ウェルビーイングの技術”を身につけていきます。

さらに、ガリシアの自然とケルト文化の香る土地での滞在そのものが、心身を再生させるリトリート体験となるでしょう。

この旅は、ワークショップだけでなく、ポルト旧市街やドウロ渓谷ワイナリー、マドリードでの王宮観光やフラメンコ鑑賞など、文化・芸術・自然の魅力を存分に味わう旅でもあります。

セルフケアと癒し、そして旅の楽しさをすべて一度に味わいたい方には、10泊12日のフルプログラム参加がおすすめです。

日程のご都合やご興味に合わせて、クンティスでのワークショップ部分（10月6日〜10日）だけのご参加も可能です。

温泉療法の最前線であるこの地で、ウゴ先生とともに過ごす4日間は、セルフケアに向き合うかけがえのない時間になるはずです。

また、全講義出席で、国際ハイドロサーマルテクニーク協会と南米温泉療法学会公認のディプロマを進呈します。

当協会のテクニカルアドバイザーであり、南米温泉療法学会（ALATh）会長。アルゼンチン出身の医師であり、国際的に著名な温泉療法のスペシャリストです。「科学と療法の統合」をテーマに、ヨーロッパや中南米の温泉施設にて精力的に活動しています。

📍 開催地：TERMAS DE CUNTIS（スペイン・ガリシア地方）

📅 日程：2025年10月6日（月）～10月10日（金）《クンティスのみ参加の場合》

📅 日程：2025年10月5日（日）～10月16日（木）《フルプログラム》

📝 企画：一般社団法人スパファンゴヘルシーエイジング協会

✈️ 手配：合同会社トラベシーア（東京都知事旅行業第3－6002号）

全行程、スペイン語通訳兼ガイドとして協会の代表石原裕子が同行し、言葉の壁を感じさせない体験を提供いたします。

⛲ 水が導く、ほんとうの自分との再会。スペイン・クンティスで、あなたのウェルビーイングの扉を開きませんか？

🟢 詳細・お問い合わせは、当協会までお気軽にご連絡ください。　spafangohg@gmail.com