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執筆者の写真SPA FANGO

マグネシウムでストレスや痛みを改善し、快眠へ導く方法とは




本格的なカレーを作るには、いろんなスパイスや材料を組み合わせ、自分好みのおいしい味に仕上げていきますよね。健美も一緒だと思うんです。

質の良い食事、継続的な運動、リラクゼーションと快眠、そしてストレスの軽減をすることでご自身の身体を長いスパンで健美に維持することができます。つまり一つだけのスパイスをたくさん投入してもおいしいカレーができないと同じで、健美も自分の身体に合うように複数のことをバランスよく加えていく必要があるということです。さて今日の健美のスパイスは【マグネシウム】です。


マグネシウムは魔法のミネラル?!

マグネシウムは、人間の頭のてっぺんから足の先まで存在し、血液、骨、組織、臓器に含まれる天然由来のミネラルです。体内の300以上の複雑な化学反応の制御に大きな役割を果たし、血圧や代謝機能の調整、筋肉や骨の強化、免疫システムの維持に役立っています。

マグネシウムは、心臓と脳の機能をサポートし、心臓病、骨粗しょう症、2型糖尿病、偏頭痛、不眠症、うつ病などの予防にも役立つことがわかっています。

また、これはまだ研究段階ですが、マグネシウムの存在は、免疫システムにとって重要な「キラーT細胞」のがん殺傷力を高めるのに役立つ可能性があるとスイスの研究チームがその全容解明に努めているという報告があります。マグネシウムの濃度が低いと、がんの予後が悪くなることが知られており、マグネシウムの濃度が高いと予後が良くなるという報告もあることから、病気と闘う「キラーアプリ」になるかもしれないという強い主張をする研究者もいます。

古代ギリシャ時代のマグネシア地方で採れた「マグネシアアルバ」というマグネシウムのもとになる白い物質は、さまざまな病気の治療に用いられ、万能薬のように扱われていたという記録もあります。それが科学的に証明される日が来るかもしれませんね。


「なんか調子悪い」と感じたらマグネシウム

マグネシウムは、身近な日常の悩みを解消するのに最適なミネラルと言われています。主な効能は以下の通りです。


- 天然のストレス解消薬として働き、アドレナリンやコルチゾールなどのストレスホルモンの分泌を抑制し、ストレス反応を抑制することがわかっています。

- アドレナリンやコルチゾールの分泌を抑制することで、寝つきが早くなり熟睡でき、疲労回復へとつながります。

- クエン酸マグネシウムや酸化マグネシウムは、腸をリラックスさせ、腸に水を引き込み、便を柔らかくして体外に排出しやすくするため便秘薬として使われています。

- エプソムソルトバス(硫酸マグネシウム)に浸かったり、マグネシウムが含まれるものを肌に塗ったりすることで、皮膚から血液に素早くミネラルを取り込み、痛みを和らげることができます。

- 不安や気分の落ち込みがある場合、マグネシウムを摂取することで気分障害の重症度を和らげ、精神の明瞭さと集中力を向上させる効果があります。


マグネシウムが不足すると…

マグネシウムが体から排出されてしまう原因は、砂糖や加工食品の多い食生活、アルコールの過剰摂取、そして遺伝的な要因がある方もいらっしゃいます。それ以外にもうひとつの大きな原因があります。それはストレスです。ストレスが解消されないまま放置されると、マグネシウムレベルが低下し、その結果、疲労とエネルギー喪失につながります。

それではどうすれば摂取不足を解消できるのでしょうか?

マグネシウムは体内に最も多く存在する必須ミネラルのひとつですが、その総量が少なくなると、筋肉のけいれん、PMS(月経前症候群)、気分が安定しない、記憶障害、食欲不振、吐き気、心臓の不調、ぜんそく、アレルギー、血糖値が不安定になる、糖尿病の悪化などの様々な症状を引き起こす可能性があります。

また、片頭痛に悩む人はそうでない人に比べ てマグネシウムの濃度が低い傾向があるという研究結果も出ています。片頭痛を引き起こす一因と考えられる脳の血管を収縮させるためだと言われています。


マグネシウムを摂取しよう!

心も体も肌も健美へ導いてくれるミネラルの1つ、マグネシウム。普段の食生活でマグネシウムを含む食材とは?

- アーモンド

- アボカド

- 黒豆

- カシューナッツ

- ダークチョコレート(カカオ75%以上、濃いほど良い

- 亜麻仁

- 葉物野菜 -中でも ほうれん草、ブロッコリー、ケール、チャードが良い

- カボチャの種

- 海藻類

- クルミ  

- 硬度の高いお水など

好きではない食材を無理して食べるのは逆にストレスになってしまいますが、お好きなものがいくつかあれば、意識して普段のメニューに取り入れてみることをお勧めします。

もちろんマグネシウムは、酸化マグネシウム、クエン酸マグネシウム、グリシン酸マグネシウム、トレオン酸マグネシウムなどのサプリメントもありますが、過剰摂取は腸の反応も過剰になり、逆に体の不調につながってしまうこともあります。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですね。

サプリメントは補助栄養食品と考えて、できるだけ普段の食事そしてたまにはマグネシウム豊富なファンゴを利用して肌からもマグネシウムを補給して心も体も肌も喜ぶ自分時間を作ってあげるよう心がけましょう!


情報源:https://drfranklipman.com/


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