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  • 執筆者の写真HIROKO ISHIHARA

『何かを選ぶことは何かを捨てることじゃ』

更新日:2023年5月19日

by 朝ドラ【らんまん】の主人公の祖母タキの言葉

練馬区大泉
牧野記念庭園


4月は、終日バタバタとしていた日々が続き、5月になり久しぶりにちょっとゆっくりとした朝がすごせるなと思い、TVをつけ私の出身地 練馬にゆかりのある牧野富太郎さんをモチーフにしたNHKの朝ドラを観ていたら、松坂慶子さんが、「何かを選ぶことは何かを捨てることじゃ」と毅然と言い放ったセリフが飛び込んできました。


長い人生、私生活でも仕事でも決断を迫られる時ってありますよね。

どっちも取れたらいいんだけど、どうしてもどちらかしか選べないとき。

条件があわなくても引き受けた方が良いかそれとも断ろうかと悩む仕事のオファー。

毎日私たちは、大小さまざまなな決断をして生きています。


私も自分の会社を創業して以来、第1回開催からずっとかかわってきたライフワークのようなGW中のイベントの仕事をコロナで失いました。そして今年やっと戻ってきたと思ったらダウンサイジングな提案。。。

「いてくれたら助かる。」という言葉。条件が大幅にダウンする中では、相手にとって都合が良い人って意味なんだろうなとちょっとネガティブに考えてしまったり…


他のスタッフのことも考え、受けるか断るかものすごく悩みに悩み…

新たなことも少しずつ入ってきたり、家庭の事情もあり、最終的に私は断る決断をしました。


でも会社創立から12年も続けてきた仕事。息子が生まれて2020年までずっと「子供の日にいないママ」であり続けて優先してきた仕事。そんな仕事にピリオドを打つって、決断後もいろんな思いがめぐっていたわけです。そしてイベントが開催されるGWが始まり。。。 思いはさらに複雑だった時、このタキさんのセリフが私の心を晴らしてくれました。


何かを捨てた事実を振り返るより新しく選んだことを見つめる



各国の植物に関する本や辞書がたくさん
牧野富太郎さんの書斎再現

何かを捨てる決断をした時、その決断をする原動力となったものが自分の中には絶対にあります。

でも、捨てた瞬間は、「捨てなければよかったのではないか」と後ろを向いてしまいがち。

そうなると、後悔の念や不安が心を支配してしまいます。


そこからの脱却には、その決断をする原動力となった事象や思いを見つめなおしてみます。


私は色々モヤモヤしてしまった時、まずは息を調えて自分をニュートラルに! そのニュートラルな頭と心で、その決断をした原動力となった【選んだ新しいもの】をどういう形にしたいのかをまず描き、それを形にするまでに何をしていきたいのかをランダムに書き出します。


まだ頭の中は整理されていないので、ランダムに書き出すだけ。

書き出したものを、時間に左右されるもの(締め切りがあったり、日にちが決まっている事柄)とそうでないものに分けてみます。

時間に左右されるものは、時系列に並べて、カレンダーやダイアリーに書き込んでみます。

そこに、こうありたい自分のイメージに合わせて時間に左右されないものをなんとなくはめ込んでいきます。

私は色分けして書いたりしています。書き込んだページに色が添えられるので見るのがちょっと楽しくなってきたりします。


すると… 捨てたものを後悔するどころか新しいことへのワクワク感が増してくるのです。

もちろん、書き込んだけど、その日にできないことだってあります。でも、その場合はまた別の日にずらしたり、違う形にして書き込んだりしてみるのです。

どういう形にしていきたいのかをあらかじめ描いているので、その形にたどり着くまでの道のりは、周囲に起きることや様々な環境の変化で最初に書いた通りにならないことは多々あります。その度に、デザイン変更していけばいいのです。


私事で言えば、子供のことや親の介護など自分以外に突発的に発する事象があるので、書いた通りにはいかないことが多いのですが、その度にデザインしなおしています。デザインしなおすということは、もう一度見直す機会にもなるので結果的にはプラスになることもあるのです。(まあ、いつもプラスにならずにストレスになることもありますが(笑))


写真の牧野富太郎さんの書斎はぱっと見た感じ本がぐちゃぐちゃに並べられているかのようですが、ご本人はどこに何があるかすべて把握されてたと書かれていました。

つまり、この自分でやることを書いてデザインしていくということは、何もきれいに書くということが大事なのではなく、人が見たらぐちゃぐちゃに書かれていようと、牧野さんの書斎のように「自分が理解している」ということが大事なのです。


時はマネージメントではなくデザインしよう!


やることがいっぱいある忙しい現代人。世の中は、効率的にタイムマネージメントをする術という講座や講演が大盛況!


Manageという言葉は、管理するとか治めるとかなんか四角い感じしませんか?

管理できない人はダメなのかい!と突っ込みたくなりますがビジネスの世界ではマネージメントできない人はなんだかダメな人みたいな風潮さえありますが、本当にそうなのでしょうか?


世の中、計画通りにいかないのが常。どんなに技術が進歩しても人間は地震や天災が何時何分に起きるか正確に把握することはこの先もできないでしょう。

明日、何が起きるか正確に予測できる人だって現れないはずです。


予測不可能なことがおきたり、1日計画したことが一つもできない日があったり。それが人生です。


そんな中、「自分の時間を自分できちんとマネジメントしないと!」と言われると時にプレッシャーを感じてしまいますよね。

例えば、絵の具で絵をかくとき、混ぜた色が思った色より濃かったりしたら、ちょっと白を増やしてみようかなと試行錯誤するように、自分の時間もその時に起きたことをしっかり見つめて、思い描いた方向に進めるように何かを足したり引いたりずらしらりしてデザインしていくって考えたらどうでしょう? マネージメントより楽しくなってきませんか?


デザインするには、自分が作りたい最終形がしっかりしていること、そして今起きていることをニュートラルにとらえることがとても大事になってきます。

怒りやイライラ、妬みの感情を持ったまま、それを何とか乗り越えてやる!という気持ちだけだと、自分が本当に思い描いている美しい最終形には仕上がりません。


今の事象や今の自分をニュートラルに捉えるって簡単なようで意外と難しいのです。

おそらく、縄文時代ぐらいまでさかのぼれば自然にやっていたことなのでしょうが… こう毎日目まぐるしく色々なことが起こる現代では、なかなか今起きていることを丁寧に見つめるっていう時の過ごし方は、意識しないとできないのです。


人との出会い、ものとの出会いを丁寧に感じる。自分の時間を丁寧に観察する。

単純だけど意識してやらないと見過ごしてしまうこと。

でも、その単純なことが自然にできるようになった自分はしなやかで人にやさしくそして強くなれるのです!


今年のスパファンゴヘルシーエイジング協会監修の旅は、出会いと時を大事して新しい自分を発見するそんな2泊3日をデザインしてみました。


鋳物職人の町、富山県高岡市金屋町。鋳物は様々な専門職の職人さんがかかわって一つの作品を仕上げていくため、次の人の仕事を考えて、大切に自分の仕事を丁寧に仕上げていきます。その優しい気持ちが町の雰囲気にあふれています。

そんな特別な場で、一つ一つの時を大事に過ごし、出会いを大切にかみしめる非日常を過ごすことで、きっと新しい自分に気付くはずです。


福美先生のオリジナルワークもたっぷり体験できます。参加登録はお早めにどうぞ!










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