スリランカ 成田から直行便が週4便! 便利にあふれているわけではないのに心が休まるその理由とは?
到着時から興味がわいたスリランカ!
SPA旅 in スリランカ アーユルヴェーダ体験してきました
成田から直行便で行きは9時間半程度でバンダラナイケ国際空港に到着 空港は、たくさんの人でごった返しており、空港の出口も車が二重駐車でクラクション鳴りまくり!
ただお迎えに来てくださったカルナカララリゾートの方々は、参加者の皆さん一人一人にお花をくださり、騒然とした駐車スペース争奪合戦の最中、迎えの車両が止ろうとしたところに、乗用車がスッと脇入りし、マイクロバスが停めれるスペースのど真ん中に停めて荷物を降ろし始めました もうこの時点で、マイクロバスの運転手が私がよく訪れるスペインの方だった場合、クラクションを鳴らし、罵声を浴びせ感情むき出しにするのですが、お迎えに来てくださった方は、
「すみません もう少し先まで歩いていただけますか?」
と静かに私たちに声をかけ、再びスペースを探したのでした
なんだか、「言い合いしたところで解決しないんだよ」と無言で教えてくれているようで、到着早々カルチャーショックでした
スペインとスリランカのどちらが良いというわけではなく、違いが面白いと思ったのです
この国は割り込んだり、怒鳴ったりする人はあのカオスのような車と人の数にしては、かなり少なかったという印象です
例えば、日本だったらすぐに警備員が大声で誘導してそうな状況ですが、そんな人もいたかもぐらいの印象でまあお互い折り合いをつけて上手く、争わず、スリランカ的スマートさで対処している感じがしました
空港から30分程度の道のりでアーユルヴェーダ リゾート カルナカララに到着です!
カルナカララリゾートでアーユルヴェーダ体験
2年前のウェルビーイング関連の展示会でカルナカララリゾートのことを知り、なんだかずっと気になっていました やっと念願かなって皆様をお連れすることができたのはうれしい限りです!
SPA旅海外復活第一弾! すぐに定員10名様がお申込みいただき、アーユルヴェーダに興味を持たれている方が多いことも実感しました
カルナカララという意味は、お願い - 「カルナカララ」 Karu-nah-kara-la
英語で何かを求めるとき、命令形だけではなく、pleaseを加えることで相手に失礼にならないってことありますよね
シンハラ語を話すときは、この言葉を文の最後ではなく、最初に付け加えることで、お願いする方へのリスペクトの気持ちが伝えることができるそうです
直訳は難しい単語のようですが、「おもてなし」に近い意味と解釈することもあるそうです 言葉は生き物で土地に根付いているので、カルナカララもニュアンスだけ理解!
そんな優しい言葉を名前に付けたリゾートに滞在してきました
スリランカのアーユルヴェーダ体験で感じたこと
朝6時から1時間のヨガ
その後スパイスや野菜、ハーブをふんだんに使った朝食
ドクターのコンサル
90分のトリートメント
カファ ピッタ ヴァータの3つのタイプごとに摂取した方が良いメニューのランチ
ヨーグルトは水牛で朝ではなく昼に出ます
90分のトリートメント
ワークショップ
カファ ピッタ ヴァータの3つのタイプごとに摂取した方が良いメニューのディナー
コテージかえって自分の時間を過ごし、就寝
トリートメントはもちろんですが、日の出、日没に合わせた生活という基本的なリズムをキープすることは日々の生活ではなかなかできないモノ
ましてや朝の忙しい時間に1時間ヨガなんて普段の生活では難しいですよね!
ただ、一度これを体験することで心身がどう変わったかを体感することが大切だと感じました 毎日できなくてもそれに近いことを取り入れたくなる! それが大事!
すぐに心身が喜んだ方もいらっしゃれば、1日目、2日目でものすごくだるくなったり、気分が悪くなったりした方もいらっしゃいました
忙しい生活では、もしかしたらそのだるさや気分の悪さを気力で耐えて日々仕事をしてしまっていることもあったのではないでしょうか?
自然の中、電気も煌々とつくこともない環境におかれたことで、疲れてる、だるい、気分が悪いという自分の状態に気づき丁寧に対処する時間がプレシャスだったのだと思います。自身の心身が何を欲しているのか向き合って休む、寝る、食べ物を選ぶ、自分との対話! まさにセルフケアの基本を体験することができたと私は思っています
もちろん毎朝ドクターに健康状態を相談できるという安心感も重要な要素だったと感じています 一人だと時々「これで良いの?」と誰かと確認したくなるものですから…
スリランカの人 食
リゾートに滞在し、全部を観たわけではありませんが、総じて人々が静かです
仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、イスラム教など様々な宗教の方が北海道より小さい面積の国に住んでいるということです おそらく色々あるとは思いますが、線引きして地域を分けて住み分けをしている感じです 文化や風習が違うのである意味合理的なのかもしれません
ここはキリスト教が多い、ここからイスラム教の居住地 など別に境界線の案内はありませんが、はっきりと分かれていました
2019年には経済破綻が起き、治安悪化などもあったとのこと そして今でも破綻したままで出稼ぎに行かざるを得ない方も…
そんな中でも、私が肌で感じたことは「相手を思って行動する」そんな考えが根付いている気がします 70%を占める仏教の教えからなのかはわかりませんが、任務をこなすことが目的というよりは、相手の気持ちを汲んで自分ができることをやるという姿勢があり、それが心地よい対応となっているのです
ご本人たちがどう思ってやっているかは定かではありませんが、ホスピタリティーという言葉に縛られないナチュラルなホスピタリティーがあると感じました
食は、本当に色々な野菜やハーブ、スパイスを使ったメニューでした
スリランカでは1年中27℃前後のため、いつもココナッツ、ハーブや野菜ができる環境!
味付けはクミンやカルダモンをメインで使っているため、カレー味と言えばその通りなのですが、ベースになる出汁やココナッツミルクやオイル、野菜、香辛料の組み合わせで飽きることなく美味しいメニューになることが衝撃的でした
同じものを日本で作ることは難しいですが、マネするのではなく考え方を取り入れたら色々できることはあるなと感じています
日本でも古事記(712年)にはしょうがや山椒について書かれていたわけですし、ワサビは海外から注目されている日本のスパイスでもあります
七味唐辛子もスパイスミックスみたいなものですよね?
なんだか色々クリエーション意欲がわいてくる、そんな食体験もしてきました
次回はヨガの良さがわからなかった私を覚醒させてくれたメスシリ先生についてもお話ししたいと思います
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